税金の申告・納税

決算で会社の利益が確定したら、税金の申告・納付をします。会社が納めるおもな税金には、法人税、法人住民税、法人事業税、消費税の4種類があります。法人税は、会社の所得税ともいわれる税金で、「法人税＝所得×法人税率」で求めます。法人税率は22％または30％で、資本金などの金額や所得金額によって適用されます。法人住民税は都道府県民税と市町村民税から成り立っており、法人事業税は都道府県税です。

法人の所得と利益

法人税の計算に用いられる所得は「所得＝益金－損金」で計算されます。「利益＝収益－費用」で計算される損益計算書の利益とは金額が異なる場合があるので、注意が必要です。